少し前に『オットーという男』を観ました。
気にはなっていたけど観る時間もなく
後回しになっていたので、観れて良かったです☆
物語が進むにつれて、人の不器用さの奥にある
深い孤独や、静かな優しさに気付かされる感覚で
どこか共感してしまう部分があって、
気づけば、彼のことをとても愛おしく感じる。
最初とは全く違った印象へ変化していく
自分の感情も違った意味で楽しかったです。
日々の中に隠れている小さな思いやりや、
言葉にはならないけれど確かに伝わってくる
気持ちが胸に沁みてきます。
本当の優しさは解釈で違うとも思うけれど
誰でも共感できる優しさは
言葉にしなくともしっかりと届くものなんだなと、教えてもらったような気がしました。
この映画をどう感じるかは、
そのときの自分の心のありようによって
変わっていくのかもしれないなって。
きっとまた何年か後に観たら
違う景色が見えるのだろうなと思いました。
観終わったあと、胸の奥に残る
優しい余韻があって
でも自分だったらどうするのだろう、と
問いかけたくもなる映画で私は好きです。
観始めてすぐ、
自分はオットーのようになっていないか?
いや、オットーかもしれない…と
自問自答しました☆笑
潤巳☆