小学生の頃、夏休みになると
毎日のように行く場所がありました。
空き地というか、荒地で
木のような竹のような?
外からは中が見えないほどの木々に覆われている場所があったんです。
その場所が大好きで、大人には内緒で
毎日のように遊びに行ってました。
そこには名前も知らないけれど、
必ず遊びに来ている子達がいて
住んでいる場所も知らないし学校も違う。
でも、自然と一緒に遊ぶうちに
仲良くなっていきました。
そこで秘密基地を作るのが面白くて。
それぞれ宝物を持ち込んで、穴に埋めたり、
ときには交換したり。
子供だけのその空間が
すごくドキドキして、そして
見知らぬ子達との接点が
ちょっぴり大人になった感覚で。
仲良くなってくると、誰かが水筒で
冷えた麦茶を家から持ってきてくれるようになったので、皆で飲みながら将来の夢を話すようにもなって、不思議と仲間意識が芽生えたものです。
名前を知らなくても、
その時間だけは特別な友達だったんですよね。
大人になった今、あの場所には家が建っていて
昔の面影は全くなくなっているけれど、
ふと夏の匂いや蝉の声を感じると、あの子達のことを思い出す瞬間があります。
あの子達は、今どこで何をしているのかな。
会わなくなって何十年も経つけれど、
もしかしたら私のことを思い出してくれていたりもするのかな?
子供は、名前や住む場所、学校なんて関係なくて
自然と誰とでも仲良くなれるから、凄いなって思う☆
純粋にその瞬間を楽しむだけで
心が繋がることの素晴らしさ。
あの頃の夏に一緒に笑った時間は
今でも私の心に鮮明に残っています
皆さんも子供の頃の想い出、
必ずあると思います(*^^*)
あの頃の想い出、大切にしていきたいですね☆
潤巳