【高齢者は蚊に刺されてもかゆくない?子どもと大人で“かゆみ”が違う理由】
6月27日には西日本で梅雨明けとなり、7月に入って全国的に厳しい暑さにみまわれています。気温の上昇とともに、姿を見かける機会が増えているのが蚊です。
蚊に刺されたときのかゆみは、イライラや不快感の原因となることが多いです。大人と子どもではかゆみが違ったり、あるいは高齢者ではかゆみがないという話も耳にします。
蚊に刺されるとかゆい理由
・なぜ蚊に刺されるとかゆくなるのか?
蚊は人間の血を吸うときに、皮膚に口吻(こうふん)を突き刺します。このとき、血が固まらないよう唾液腺物質(だえきせんぶっしつ)を送り込みます。
この唾液腺物質が人体にアレルギー反応を起こすことによって皮膚炎が起こり、人がかゆみを感じてしまいます。
アレルギー反応には2通りあり、その違いがかゆみの出方に影響しているといいます。
すぐに出る即時型反応と、時間がたってから現れる遅延型反応があります
即時型反応
小さな腫れとかゆみが症状で、1~2時間程度で治まります。
遅延型反応
刺された翌日以降に腫れやかゆみが現れ、大きな腫れや水膨れになることも。かゆみがぶり返し、治るまでに1~2週間かかります。
【年齢によって”かゆみ”が違う?】
初めて蚊に刺された赤ちゃんは、かゆみが出ないといいます。
かゆみはアレルギー反応によって起こるものなので、唾液性物質に免疫がない新生児や乳児では起きないから。
蚊に複数回刺されると免疫ができて遅延型反応が起きるようになり、腫れやかゆみが現れるように
年齢というよりも蚊に何度も刺されることで反応が変わります。
「年をとると蚊に刺されてもかゆくなくなる」という話は、蚊に何度も刺されてきた高齢者で、かゆくならない人がいるということ
ステージの進み方は唾液腺物質に対する免疫の変化によるもので、必ずしも年齢と合致するとは限らないといいます。
蚊に刺される頻度や体質による個人差が大きい為。
熱帯地域で肌を露出して暮らす人々のなかには、小児でも無反応になっている人も。蚊に刺される回数が多いので、ステージが進んだ為
逆に昔と比べ蚊に刺される機会の減ってきている日本では、高齢になってもまだかゆみを感じる人が増えています。
人の体から出る炭酸ガス等を察知して寄ってきて刺します。市販の虫除け剤には、蚊がどこに向かって行けばよいのかわからなくする作用があります。蚊は虫除け剤のニオイを避けるわけではないので、露出している肌に塗り残しがないように塗るのがポイント
(ウェザーニュースより)
私もよく刺されるタイプなので、ムヒを家・持ち歩き用の2本用意してます。
刺されるのが腕だけなら良いのですが…顔や太ももの付け根辺りに刺される時があるので、その場所はムヒが塗りにくい場所だし痒みを我慢するのに毎回トホホです
りか