近年、有料化されたレジ袋。
有料化といっても例外があり、紙や布でできた袋、分解可能なプラスチックでできている物などは今も無料で入手できる場合があります。
このレジ袋は、もともと梨を入れるための袋でした。
1970年代、折からのレジャー流行りにミニスカートブームが重なりました。
この頃は果物狩りが盛んに行われたのですが、収穫したフルーツを入れる籠はしばしば竹で作られており、ミニスカートから覗く脚とそれを覆うストッキングを竹籠のささくれが直撃しました。
特に、ストッキングは当時高級品で、うどん1杯が数十円だったのに対し、数百円もの値がついていました。
高いオシャレ道具を台無しにする籠は不評でした。
そこで、どうにかストッキングを傷つけない入れ物を開発しようとした結果、現在のレジ袋の原形が生み出されました。
この袋は水が漏れにくく丈夫であったため、たちまち全国に広がっていったのです。
本日もよろしくお願い致します。
加勢