今日は『夏の土用の丑の日』
土用(どよう)の期間のうちで十二支が丑(うし)の日。この日には鰻(ウナギ)を食べて夏バテを防ぐ習慣があります。
土用とは、古代中国の自然哲学の思想「五行(ごぎょう)」に由来する暦の雑節。
立春(2月4日頃)・立夏(5月5日頃)・立秋(8月7日頃)・立冬(11月7日頃)の直前約18日間ずつである。
そのため、土用は春・夏・秋・冬にあり、立秋の直前が「夏の土用」。
五行とは、万物が木・火・土・金・水の5種類の元素からなるという考え方
五行では、春に木、夏に火、秋に金、冬に水が割り当てられます。
残った土は季節の変わり目に割り当てられ、これを「土旺用事(どおうようじ)」と呼び、略して「土用」に。
土用の期間の中で十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)が「丑の日」は1回または2回あり、1回目を「一の丑」、2回目を「二の丑」。
暑い夏を乗り切るために栄養価の高い鰻を食べる習慣は、奈良時代の万葉集にも詠まれているほど古くからあります。
夏の土用の丑の日に鰻を食べる習慣については、その由来が諸説ありますが、江戸時代に医者・発明家の平賀源内(ひらが げんない、1728~1780年)が発案したともいわれています
実際にも鰻にはビタミンA・B群が豊富に含まれているため、夏バテ、食欲減退防止の効果が期待。
もともと丑の日には「う」の付くものを食べるという習慣があり、古くは瓜(ウリ)やうどんが食されていました
(雑学ネタ帳より)
今年は二の丑があり7月31日(木)。梅雨が明けて一気に蒸し暑くなり体力を消耗している方もいるかもしれません。
そんな時は鰻にエネルギーを貰って厳しい夏を乗り切りませんか
私は鰻の骨を素揚げにしたやつが大好きで、あまり売ってないからたまに食べたいです
りか
(ウェザーニュースより)