水曜どうでしょう…
皆様…
いかがお過ごしでしょうか…?
本日、お忙しい中…
貴重なお時間を割いて下さいました、殿方様…
本当にありがとうございました!
幸せいっぱいの、楽しいデートのお時間…!!
本日もあっという間に過ぎてしまいました…泣
お別れの刻は、本当に寂しいです…
殿のあたたかな優しいぬくもり…
ずっとずっと忘れません…!
ドキドキ、心ときめかせながら…
またお会い出来る日を、待ち望んでおります…!
また、素敵な笑顔たくさん見せて下さい…!
前回の続き…
「滋賀・湖西線の旅」2日目…
この日は…
琵琶湖、屈指のパワースポット…!
『白鬚神社』に参拝いたします…!!
【2日目】
ホテル出発
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↓(徒歩5分)
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大津駅
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↓(JR東海道本線)
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山科駅
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↓(JR湖西線)
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近江高島駅
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↓(徒歩40分)
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白鬚神社
■近江最古の由緒ある大社
湖中に、朱塗りの大鳥居があり…
国道161号をはさんで、社殿が鎮座します。
「白鬚さん」(しらひげさん)の名で広く親しまれ…
また、近江の厳島とも呼ばれる近江最古の大社です。
社名のとおり…
延命長寿・長生きの神様として知られ…
また、縁結び・子授け・開運招福・学業成就・交通安全・航海安全など…
人の営みごと、業ごとすべての「導きの神」でもあります。
御祭神は猿田彦命(さるたひこのみこと)です。
創建以来、2000余年の歴史を誇り…
現在の社殿は、天下人・豊臣秀吉の遺命によって…
その子秀頼が、片桐且元を奉行として造営したものです。
境内には…
紫式部が、平安時代の長徳2年(996)…
越前国司として赴任する、父藤原為時に従って…
この地を通った時に、詠んだ歌の歌碑があります。
「みおの海に 網引く民の てまもなく
立ちゐにつけて 都恋しも」
そして…
与謝野鉄幹・晶子夫婦が、神社を訪れた際に詠んだ歌を刻んだ歌碑も。
松尾芭蕉のオジキもいらしたようですね…!
そんな数々の偉人が訪れている、白鬚神社さん。
やはり観光客のお目当ては、湖中大鳥居…!!
インスタ映えする写真が撮れるということで…
大人気の観光スポットであります。
しかーし…
大鳥居と社殿の間に、交通量の多い国道161号が走っているため…
間近で写真を撮ろうとして、国道を横断するのは…
非常に危険ですので、禁止されております…!
代わりに、社務所前に展望台が設けられてますので…
そちらでは思う存分、写真撮影OK。
ただこれが、うまい具合に良いアングルで撮れなくて…
めちゃくちゃ苦戦してもうた…
なかなか難しい~~
写真撮影につい夢中になってしまい…
せっかくの神秘的な鳥居を…
ゆっくり眺める余裕が、全くありませんでした…笑
いったい何をしに行ったのか、ワシは…
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↓(徒歩15分)
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鵜川四十八体石仏群
白鬚浜付近で、国道161号線を旧西近江路に折れ…
北進すると、草深い山中の墓地に…
花崗岩石で作られた、高さ1.6mの阿弥陀如来像群が現れます。
この仏像群は、室町時代後期に…
観音寺城(現安土町)城主の『佐々木六角義賢』が…
亡き母の菩提を弔うため…
観音寺から見て、ちょうど対岸にあたる高島市鵜川に建立したものです。
東を向いて、静かに並んで座っている石仏は…
大きさも少しずつ異なり…
慈愛に満ちた顔・あどけない顔・ユーモラスな顔など…
姿もそれぞれ異なっています。
現在…
鵜川に33躰、大津市坂本の慈眼堂に13躰…
それぞれ安置されており、残り2躰は行方知れずになっています。
琵琶湖のほど近く…
木々に囲まれた中に、たたずむ石仏たち。
どれも風雨にさらされながらも、静かにそこに在り続けている姿を見て…
長い年月を経た、重みが伝わってきました。
とくに、苔むした石肌が自然と調和しており…
人と自然と信仰の結びつきを感じさせる風景でした。
白鬚神社の参拝後に、人混みを避けて…
静かな時間を過ごしたい方に、おすすめできる場所です。
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↓(徒歩20分)
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乙女ヶ池の万葉歌碑
万葉の時代…
「香取の海」と呼ばれた、乙女ヶ池一帯は…
山の麓まで、琵琶湖の入り江になっていました。
『壬申の乱』で落城したと伝えられる、三尾の城が背後の山中にあったと言われ…
その後戦国時代では、大溝城の外掘としての役割を担い…
幾多の歴史を秘め、湖面にロマンをただよわせています。
乙女ヶ池のほとりにある…
万葉歌碑に刻まれた歌には…
『近江の海 夕波千鳥 汝が鳴けば 情もしのに 古思ほゆ』
おうみのうみ ゆうなみちどり ながなけば こころもしのに いにしえおもほゆ
意味:
近江の湖(琵琶湖)に夕波が立ち、千鳥が鳴く。
その鳴き声を聞くと、物思いがいっそう募って、遠い昔のことがしみじみと偲ばれる。
この歌の作者は、おそらく柿本人麻呂だろうというのが有力ですが…
まだはっきりと分かっていません。
ここでも、柿本人麻呂がッ…!?
本当にミステリアスな歌人であります。
まるで、1300年前の歌人が見た景色が…
そのまま残っているかのように感じられました。
乙女ヶ池は、琵琶湖から少し離れた静かな場所でありますが…
水面を渡る風や鳥の声は、まさにこの歌の情景を思い起こさせます。
古代の人々が見た風景に思いを重ね…
今の自分がその連なりの中にいることを実感させてくれる、素敵な情景でありました。
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↓(徒歩15分)
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大溝城跡
JR近江高島駅の東南約150mにあります。
石垣に囲まれた小高い森が『大溝城』の天守跡です。
『大溝城』は…
新荘城(現新旭町)にいた『織田信澄(のぶすみ)』が…
安土・桃山時代に築城したものです。
商家や寺院などを移して、城下町を造りました。
本丸の南東の乙女ヶ池は、琵琶湖の内湖であり…
古地図によると、大溝城は城堀を内堀とし…
乙女ヶ池を外堀とする、水城であったとされています。
江戸時代に『分部光信』が城主になると…
この地を陣屋として、12代・分部光謙の明治維新までその支配が続きました。
【大溝城についてさらに深掘り】
織田信長の命によって築かれた、大溝城。
縄張り(設計のこと)は、なんと明智光秀…!
琵琶湖の内湖(乙女ヶ池)を取り込んだ水城で…
天守台を中心に本丸、二の丸、三の丸からなっていたと考えられています。
また、その北西に武家屋敷が配され…
さらにその北の外に、城下町が広がっていたようです。
その当時の城は、防御に有利な山城が一般的でしたが…
大溝城は、琵琶湖岸に築かれた水城で…
外敵からの防御策として、内湖を利用した濠がつくられ…
石垣を築き、その上に天守が建てられました。
大溝城の石垣は、荒々しい武骨な「野面積み」で組まれており…
傾斜が真っ直ぐであるのが特徴で…
当時の技術を今に伝える、貴重な歴史遺産です。
現在は、天守跡の石垣しか遺構が残っておらず…
石垣の周りをぐるりと一周して…
あっという間に、城探索終了してしまいました笑
さみしい…
織田信長の命を受けて、明智光秀が設計し…
信長の甥、織田信澄が城主であった大溝城。
戦国時代の錚々たるメンバーが関わり…
さぞかし、悠々たる名城であったんだろうな…!
タイムスリップして、一目でもいいから見てみたいと思いました。
ほんのわずかしか残っていない、大溝城の石垣でありますが…
歴史を感じさせる、野面積みの石垣に…
戦国の時代へと思いを馳せることが出来ました…!
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↓(徒歩15分)
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勝野大善寺
■織田信長の甥 織田信澄ゆかりの名刹
織田信長の甥『織田信澄』は…
1578年、近江高島の所領を信長から与えられ…
高島の大溝城を築城。
その時、明智光秀の娘と結婚しています。
帰依していた、新庄大善寺の別院として…
大溝城下の琵琶湖岸に、勝野大善寺を開創しました。
大溝城主となった織田信澄は…
高島郡の開発・発展に尽力するとともに…
信長の側近として、また織田軍の遊撃軍団の一つとして活躍しました。
ところが、天正十年六月二日…
明智光秀が本能寺にて謀反を起こすと…
光秀の娘を妻としている、信澄に嫌疑がかかりました。
信澄の蜂起を恐れた、織田信孝(信長の三男)は…
丹羽長秀と謀って…
六月五日、たまたま四国遠征途上にあった信澄を…
大阪城内二の丸千貫櫓に攻め込み…
信澄は自害して果てました。
なんという壮絶な最期でございましょうか…号泣
本能寺の変で、様々なドラマが繰り広げられる訳ですが…
織田信長の甥・織田信澄にも、このような悲劇がふりかかるとは…
娘を嫁がせ、大溝城の設計に携わった明智光秀と…
その大溝城主となった織田信澄…
そして、本能寺の変へと…
何か強い、因縁めいたようなものを感じますね…
このような、ドラマチックな戦国武将がいたのかと…
織田信澄について、詳しく知ることが出来て良かったです。
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↓(徒歩10分)
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大溝まち並み案内処 総門
大溝陣屋の正門である総門は…
陣屋に関係する建造物で、唯一現存する貴重な文化財です。
元和5年(1619)…
大溝藩主として入封した分部氏は、大溝城跡に陣屋を置き…
その北西部に、武家屋敷地を設けました。
武家屋敷地の周囲は塀と堀がめぐらされ…
さらにその北側に設けられた、町人地ときっちりと分けられていました。
総門は、その武家屋敷地の出入りに使用されていた最も重要な正門です。
現在は…
高島・大溝エリアの案内拠点「大溝まち並み案内処」として…
観光案内や、大溝城御城印とお城カードの取り扱い等も行っています。
そして、地域文化財の展示スペースや…
大溝城をCG映像で再現した、紹介動画「よみがえる大溝城ー織田信長が築かせた水城」が随時放映され…
観光客や歴史ファンにも、気軽に立ち寄れる空間となっています。
丁寧に作られている、紹介動画は非常に良かったのですが…
大溝城に関する、展示資料が少なくて…泣
アナログ派のわたくしとしましては、CGや映像で解説されるよりも…
織田信澄や分部氏の遺品…
当時の書簡や、大溝城の発掘品など資料館的なものが見たかったな…
もしかしたら、全く残っていないのかもしれませんが…泣
有名な戦国武将が多数関わっている、大溝城なのに…
実にもったいない~~
施設は、リニューアルされたみたいでとても綺麗です…!!
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↓(徒歩5分)
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近江高島駅
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↓(JR湖西線)
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山科駅
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↓(JR東海道本線)
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大津駅
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↓(徒歩5分)
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以前お世話になった居酒屋さんへ再訪
2022年10月に、大津旅行へ行った際…
何度も足を運ばせて頂いた居酒屋さんです。
とても気さくで優しい大将がいらっしゃいまして…
大変お世話になったという…笑
今回、事前にちゃんと予約しておきました…!
わたくしのことは、多分もう覚えていないだろうな…
と、思っていましたが…
ちゃんと顔を覚えていて下さいました…!
おお、プロフェッショナル…
なんとも、うれしいものですなあ。
近江の郷土料理尽くしということで…
鮒寿司と、琵琶湖の小魚の佃煮盛り合わせ…
滋賀の地酒『七本槍』を注文しました…!
鮒寿司は、おそらく苦手な方が多いかと思いますが…笑
酒呑みのわたくしにとりましては、最高の酒の肴であります。
酒がすすむ…
モロコやスジエビの佃煮も美味しかったです…!
滋賀に来た感じがしますね~
これも酒に良く合います。
大将の神対応の接客に感動しつつ…
琵琶湖の恵みをありがたく頂き…
大津の夜が更けてゆくのでありました。
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↓(徒歩5分)
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ホテルに戻って、風呂入って寝る
「滋賀・湖西線の旅」2日目、終了…!
この日は…
琵琶湖の人気パワースポット『白鬚神社』参拝と…
JR近江高島駅周辺で、大溝城跡と城下町を散策してみました…!
駅を出発し…
ひいこらひいこら歩いて、ようやく大鳥居が見えてくると…
喜びもひとしお…
ありがたいものがありますなあ…
大溝城下町には、『高島ビレッジ』という…
古い落ち着いた街並みに、オシャレな古民家カフェやショップが並んでいるので…
歩くだけでも、ワクワクして楽しいですよ…
白鬚神社に参拝した後、休憩がてら立ち寄るのもいいかもですね…
『乙女ヶ池の万葉歌碑』近くに…
元江若鉄道(白髭浜~高島)の廃線跡の築堤もあったり…
なにげに鉄分も補給出来て良かったです…
次回は…
こちらも滋賀県高島市の人気スポット…!
『メタセコイヤ並木』を見に…
とにかく歩いて歩いて、歩きまくる…!!
では…
6/1(日)にお会いしましょう!
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次回の出勤日は…
6/1(日)15:00~19:00(21:00UP)★受付終了
6/7(土)15:00~19:00(21:00UP)
6/14(土)15:00~19:00(21:00UP)
です…
もし、お日にち合う方いらっしゃいましたら…
何卒よろしくお願い致します…
(´;ω;`)
では…
小島