以前読んだ『サイコパス』を改めて思い返しています。
この本は、「サイコパス=怖い人」と単純に決めつけるのではなく、人の脳の特性や感じ方の違いとして、とても冷静に説明してくれる一冊でした。
共感力が強い人、弱い人。
罪悪感を抱きやすい人、そうでない人。
私たちは同じ出来事を見ても、
実は全く違う受け取り方をしているのだと知り、人間関係で感じてきた違和感が少し言葉になった気がします。
印象的だったのは「理解すること」と「無理に関わること」は別だという視点。
相手を知ることで、自分を守る距離感も見えてくる。
それは冷たさではなく、健全さなのだと感じました。
人の心はとても複雑で、誰かを一面的に判断することはできない。
同時に、自分の感覚や疲れやすさも大切にしていい。
そんなバランスを考えさせてくれる一冊でした。
本日も静かに出勤しています。
タイミングが合いましたら、ゆっくりお話しできたら嬉しいです。
加勢